追記
2009-11-16


昨日のエントリで「意識してこだわりや偏りを無くして行こうと考えています。」と書きましたが、まだ詰めが甘かったですね。

 目ざすところは、「『意識してこだわりや偏りを無くして行』く事にさえこだわらない。」ということになります。拘りを無くす事にも拘らない。って訳です。

 ここ二日で読んだ島田荘司の「龍臥亭事件」の中に「この国の民は恐ろしい鬼しか尊敬しない」と言う台詞があります。

 まったくその通りだなと思います。

 老いも若きも鬼になりたがる。そして鬼しか尊敬しない。その通りでしょう。

 私はそういうところとは距離を置いてきましたし、これからはもっと距離を置く事になるでしょう。
[随想]
[写真]

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