「やわらかな時間の流れVol.3」ライムライト
2009-01-13


禺画像]
新しくオープンしたギャラリ&暗室の帝恷Rライムライトで開催中の兒嶌秀憲写真展「やわらかな時間の流れVol.3」へ行ってきました。
 改装前とオープン前に何度かお邪魔しましたが、きっちりオープンしたらやはり表情は変わります。写真がかけられ人が入って「稼働している」ってのは良いものです。空間が生きているっていうか、まさにLIVEな感じ。

 写真は一連の流れを組むものです。昨今の状況から印画紙が安定して供給されず、兒嶌さんのシリーズものも印画紙の変更をやむなくされている状態ですが、それでも写真の基本的印象が従来から変わらず貫かれているのは立派なものだと思います。彼については自縄自縛の恐れもないでしょう。思う道を進んでいって欲しいものです。

 今回はサイズも複数用意されていて、個展と同時にギャラリの見本市って云うんでしょうか?こんな風に出来ますよと云う宣伝も兼ねています。

 ライムライトは「使える」ギャラリです。
 展示スペースはもちろん、機材の充実した広い暗室が用意されています。これだけでも十分に他とは違うユニークさですがもうひとつ「宿泊できる」と云うことです。
 遠くから来て写真展を開く際には、本当にありがたいスペースとなることでしょう、遠隔地の方も写真展の開催や企画展への参加をぜひご検討下さい。
 これだけの施設が整っている場所は他に類を見ないでしょう、この強みを生かして大いに発展して欲しいものです。「写真の根城」となって大阪に君臨して欲しいものです。

 個人的にはふと気付くと路面電車の音がきこえてくる事がとても嬉しいです。ライムライトの名前が決まる前は、自分なら"Le Tram"(ル・トラム)にするなぁと思っていたくらいですからね。"Le Tram"はまた何かの時に使おうと思います。
[写真展]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット