滋賀
2006-09-11


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先日湖西へ行ってきました。滋賀県・・・正確には琵琶湖周辺へは何故か惹かれるものがあって、比較的良く出かけて行くし、よく行きたいという気持ちになります。文化的に懐が深いと言うこともあるし変化が緩やかであると言うこともその理由でしょう。また自然についてもいわゆる「手つかずの自然」というものではなくて、人が適当に手を入れている自然がそこにあるからだろうと思います。「手つかずの自然」も勿論好きですが、何か神々しすぎて緊張を強いられ、くたびれてしまうところもあります。しかし琵琶湖の深いヨシ原にまるでけもの道のように小さな人道が踏み固められているのを見るとほっとします。自分はそういうコントロールされた自然が好きなのです。「それを自然とは呼ばないよ」と仰る向きもあるかもしれませんが・・・。
 そんなふうに滋賀県は、自分の好きな深い文化を感じさせる街とちょうど良い程度の自然とが楽しめる地域なのです。大阪から新快速に乗れば湖東の近江八幡や湖西の近江今津へは一時間前後、湖北長浜へでも一時間半と非常に行きやすくなっています。
 食文化については余りよく判りませんが、いわゆる「郷土料理」の無い大阪に住んでいると、どこの郷土料理にしても良い意味で鄙びたものを感じます。しかし郷土料理というのは大体においてあまり美味しくもないものです。(ただし滋賀県の場合鮒寿司は例外でしょう。私は好んで食べるという事はありませんが、あの味は世に言う美味しいものの範疇にはいると思います)しかし最近の、洗練された郷土料理を出す店が増えれば、食べることの楽しみも増すと言うものです。滋賀県の街道筋には美味しいお菓子がありますが、これは大変楽しみなもので、何度でも食べたいと思うものが多くあります。
 滋賀県人によると、地縁血縁を第一に考える閉鎖的排他的な県民性が嫌だと言いますが、それは大都市以外には日本のどこにでもある精神性ですからそう気にすることでもないと思います。
 滋賀県は琵琶湖周辺ばかりに思われますが信楽など湖南の内陸部も滋賀県です。このあたりはこのあたりで、湖周辺とはまた違う雰囲気と文化があり、こちらを訪ねるというのもまた楽しみです。
 なんだか老人みたいな訪ね方になってしまっていますが、少し違うところは、自動車ではなく徒歩でもなく輪行でゆくというところです。これを強調して爺むさくないと主張したいのですが・・・。こういう遊びをすると云うことがすでに爺むさいものであったりするかも知れません。
 写真は雪の虎姫駅です。秋冬が待ち遠しいです。
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[随想]

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