阪堺電軌大和川橋梁
2006-01-05


禺画像]
機材の話ばかりが続いたので、撮影の話も。

 よく撮影に出かける場所の一つに、阪堺電軌の大和川橋梁があります。無論橋も好きなのですが、大和川の駅やその周囲の風景が好きなのでした。別に美しいものがあるわけでもないのですが、大阪市内から大和川を渡って堺市に入ると、急に景色が開けて空が広くなります。大阪市内と比べそれはもう本当に見事なコントラストを成しています。北河内で育った私はこの空の広さを見て、泉州に来たのだなぁとつくづく思うのです。
 そんな泉州への第一歩がこの大和川駅です。西陽がまともに当たる頃など、最高の雰囲気です。

 大和川橋梁は明治時代にかけられた古い橋だそうです。阪堺電軌は堺市内の路線を廃止したくて仕方がないようですが、堺市は怒っているそうです。なにしろ堺市はこれから路面電車を新設しようとしているのですから、既存の路線の廃止などとんでもないことでしょう。堺市内は路線の上下分離をして、軌道は堺市が持ってもいいのではないかと思います。いっそ、堺市交通局を作って、上下ともに買い取ってしまっては?堺市は政令指定都市になりました。大都市に路面電車がないというのは画竜点睛を欠きます、いつまでもこのチン電を走らせ続けて欲しいものです。

 写真はモスクワ4での撮影です。ちょうど塗り替えの工事中で数人の兄ちゃんがのんびりと手で塗っていました。
[撮影地]
[写真]

コメント(全6件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット